免疫力を高める定期的なラクトフェリン摂取

体内の免疫について

免疫とは、体内に入り込んだ異物、例えばウイルスや病原菌を感知して撃退する人体の防御システムのことです。この免疫はリンパ節や骨髄など、体内の複数の器官が相互に協力し合って成り立っているものです。免疫システムの際立っている点は、単純に異物を排出するだけでなく、その対抗策となる抗体を記憶しておくことができます。そのため再び同じ異物が侵入してきた際には、抗体を即座に活性化することで容易に排除することができるのです。さらに免疫は、体の一部が変質した場合にもそれを感知して異物とみなし、体外へ排除しようとします。この絶え間ない監視システムのお陰で、体内で発生したガン細胞は多くの場合成長を始める前に死滅するのです。

免疫系を構成する細胞たち

ウイルスなど悪影響を及ぼしかねない異物が体内に侵入すると、すぐに血液の主要な構成要素である白血球が感知して排除行動を起こします。この白血球にはいくつもの異なった働きを持つ多様な細胞が含まれています。例えば貪食細胞とも呼ばれるマクロファージは、細菌などをまるごと捕食して分解し排除します。またNK細胞としても知られるナチュラルキラー細胞は、常に血流を監視してウイルスに感染した細胞や癌化した細胞を探し、見つけ次第攻撃を加えます。一方、B細胞は異物に関する免疫系の情報網から抗体に関するデータを引き出し、抗体を再構築する働きをします。またキラーT細胞は癌化した細胞に吸着し、酵素を送り込むことによって内部から破壊します。

免疫系を強化するラクトフェリン

免疫系を構成するNK細胞やB細胞などのおよそ70%は小腸や大腸内にいると考えられています。ラクトフェリンはこれら腸内の善玉菌に働きかけることで腸内環境の正常化を促すとともに、NK細胞の働きを活性化し増強させる効果があります。ガン細胞は常に体内で発生して免疫系と戦い続けており、年齢を重ねるとともにその影響は強くなります。ですから、できるだけ早いうちからラクトフェリンを含むヨーグルトなどの食品を定期的に取り入れる習慣を培うことが健康を保つ鍵となるでしょう。